肩関節の一部にカルシウムが沈着することで、五十肩と同じような症状で苦しむ方が時々来院されます。
意外と知らない方も多いですし、メールで問い合わせもあったので、簡単に症状のご説明をしたいと思います。
カルシウムの沈着とは?
肩関節の腱板や軟部組織にリン酸カルシウム(石灰)が沈着することで、強い痛みが出たり、腕の可動が制限されたりします。
沈着する石灰は、初期のころは液状で状態が少しずつ変化していきます。
液状 → 泥上 → 粉末状 → 骨化
上記のように変化し、白血球によって貧食・吸収される過程で炎症が起きたりすることから、石灰性腱炎(石灰沈着性腱板炎)などと呼ばれます。
耐え難い痛みになることも
「腕を動かさなくても痛い」
「何もしていなくても常に痛い」
「寝る時も痛くて寝づらい」
こんなふうに痛みを表現する方も多く、前述したように腱板にリン酸カルシウムが沈着し、炎症が起きると腕の動作時でなくても痛む事があります。
酷い痛みの場合、病院では痛み止めや局所麻酔、ステロイド注射をはじめ、注射針での石灰の吸引や骨化した部分を取り除く手術を要する場合もあります。
発症の原因が医学的に明確になっていませんが、40~50代で好発します。
少し肩がが痛むくらいですと軽視してしまいがちですが、我慢したり、放置している期間が長くなればなるほど、悪化する恐れがあります。
やはり、痛みや違和感を感じた時点で早めのケアが大切ですし、ご自身の症状の正確な状態を知らずに放っておくことが、強い症状に繋がる原因になることもあるので注意しましょう。
暑い夏こそ汗をかきながら辛いものを食べようぜ!!
ということになぜかなり、仕事終わりに久しぶりにラーメンを食べに行きました。
調子に乗って真っ赤なやつを注文しちゃいました。
辛い物は好きなので丁度いい辛さでしたし、自家製麺がもちもちで美味しかったです。
いい汗かきました。^^)
たまにはいいですね◎
閉経期前後の女性に多くみられる更年期の症状で悩んでいる方は皆さんの周りにはいらっしゃいませんか?
家族や仲の良い友達同士で更年期の不調を話すことがあっても、誰にでも打ち明ける悩みではないでしょうから、あまり聞くことがないという方もいらっしゃるかもしれません。
でも実際は、不調の度合や症状も様々ですが、40~50代の女性の多くは何かしらの更年期症状を自覚し始めます。
様々な更年期の不調
ご存知の方が多いと思いますが、女性の更年期症状の主な原因は、卵巣の機能低下や卵胞ホルモン(エストロゲン)の減少によって、ホルモンバランスが乱れることです。
― 自律神経系の症状 ―
・顔のほてり のぼせ
・発汗
・動悸
・疲れやすい
・冷え性 寒気
・不眠
・頭痛 めまい
年代的には家庭環境の変化もある時期ですので、心因的な要因も更年期の症状に大きく影響します。
・子供の就職や結婚
・夫やご自身の定年
・親の介護問題
・離婚
上記のような様々な要因から精神的な症状で悩む方も多くいらっしゃいます。
・イライラ 怒りっぽい
・情緒不安定
・抑うつ 躁うつ
・食欲不振
ー その他の症状 -
肩凝り、腰痛、関節痛、嘔気、皮膚の乾燥やかゆみ、頻尿
書ききれないほど症状は多岐に渡ります。
男性も起こりうる更年期障害
男性でも男性ホルモンであるテストステロンの減少により、女性と同様の症状で悩まされる方も少なくありません。
また、男性の場合は性欲の低下やEDなど性機能関連の症状で悩む方が多いのも特徴です。
薬に頼りたくない
ホルモン補充療法として、減少したホルモンを投与する治療法や漢方を勧められる場合もありますが、抵抗があるといった声も当然あります。
更年期症状の多くは自律神経系の症状ですから、当院が行っている神経へのアプローチやカイロプラクティック療法は有効な自然療法の一つです。
更年期障害と呼ばれるような心身ともに本当に弱ってしまっている方などをみる度に、なんとかしたいと強く思います。
お気軽にお悩みを打ち明けにいらしてください。
お力になれるかもしれません。
更年期の各症状に合わせたアロマの精油の選択や使用方法も本当に有効だなと思うものがたくさんあります。
更年期の症状とアロマの精油の話は別の機会にしますが、植物の力はすごいですよ◎