脊柱側弯症
脊柱側弯症とは、脊柱がねじれたり、左右(横方向)に湾曲した状態になることを指します。
側弯症には、生まれつきの骨の異常から起こる先天性側弯症と、成長期に急激に湾曲が進行する特発性側弯症があります。
これら2つは、構築性側弯症とも呼ばれています。
また、生活習慣など、何らかの後天的な原因で起こる機能性側弯症があります。
その他にも病気や神経機能の異常から起こる側弯症もあり、原因は様々です。
椎体自体や椎間板が変形しているものを、元の状態に戻すことは難しいですが、骨盤の歪みや筋肉のバランスが悪いことで、脊柱がねじれたり、歪んだりしている場合は、施術効果が期待できます。
少しの湾曲では痛みを伴わない場合が多いため、湾曲の初期における発見は難しく、大きく歪んでから他者に指摘されたり、他の不調から気が付いたりすることもあります。
脊柱側弯症の主な原因
・生活習慣や不良姿勢
・スポーツなどによる特異的な動き
・過度の筋緊張
・骨盤の歪み
・疼痛回避による不良姿勢
・骨粗鬆症
・生まれつきの骨の異常
歪みが進行すると、内臓器官にも負担がかかったり、神経痛や痺れなど、その他の症状を引き起こす可能性もあります。
また、ご高齢になると筋肉や靭帯が弱くなり、脊柱が歪んでいることでかかる負荷に耐えられず、更に悪化していくケースも多くみられます。
ですから脊柱側弯症は早めのケアと定期的なメンテナンスが非常に大事です。