当院でのアロマの精油の使用については別のページでも書いていますが、毎日の診療になくてはならないと言っても過言ではないくらい重要視しています。
安心して使用できるアロマ精油の選択
医療の観点でアロマの精油を使用するのに絶対的に大事なことは、必ず100%天然の精油を選ぶことです。
農薬や酸化防止剤、不純物、香料といった化学物質の添加や混入の一切ないものは、現在流通しているアロマの精油の中で、およそ数%のみです。
当院では※厚生省認可検査機関で細かい検査をして結果を公開している、全く添加物を含まない良質な精油を使用しています。
※(芳香成分の含有率だけでなく、酸価・ケン化価・比重・旋光度・農薬29種類・酸化防止剤5種類について分析し、精油の純粋性を公開しているのが安心して使用できる理由です。)
心地よい香りを楽しむ以外には…
天然の植物の香りで純粋にリラックスして施術を受けていただきたい。
それが最もシンプルな私たちの思いです。
ただ、それ以外に植物の持つ抗菌・抗感染作用・薬理作用がアロマテラピーの奥深さであり、医療現場で使用する価値があると思います。
院内ではアロマの精油をディフューザーやアロマポットに垂らして拡散しており、香り成分が鼻から入ると脳までダイレクトに伝わり、自律神経や内分泌系、免疫系など様々な機能や器官に良い影響を与えます。
また、症状や不調に合わせた使用方法は多岐に渡り、とても興味深く、自然療法のすばらしさを感じます。
効能がある=正しい知識が必要
天然の精油は抽出する植物によって様々な効能がありますが、効能があるからこそ、正しい使用方法を知る必要があります。
・精油の原液は高濃縮されているので使用する際の濃度を適正にすること
・各症状や身体の状態によっては禁忌事項があること。
上記のようなことに注意が必要ですが、特に妊婦さんには使用するべきでないものや、神経系に作用するケトン類、各疾患に対しての副作用を理解したうえで精油の種類を選択しています。
薬剤師・ナード・アロマテラピー協会認定校・主宰監修
当院代表の木坂の妻はメディカルな視点でアロマテラピーの知識を学び、資格を取ることができるナード・アロマテラピー協会認定のスクールの主宰として講師をしています。
また、薬剤師の資格も持っているため、薬理学・生理学に精通しており、的確なアドバイスや指導を受けています。
日々の診療とアロマテラピー
書きたいことがたくさんありすぎて長くなりましたが、こちらのブログで日々の診療の中でのアロマテラピーを少しずつご紹介したいと思っています。
アロマテラピーに限らず、様々なことに探求心をもって日々勉強し、施術に活かしていけるよう努めてまいります。
最後まで読んでくださりありがとうございました。