若い方からご年配の方まで股関節痛を訴える方は非常に多いです。
股関節は体重を支えるために重要な関節ですし、可動域が広いため、靭帯や筋肉、その他の組織によって絶妙なバランスで成り立っています。
また、股関節は小児の疾患をはじめ、変性や変形による痛みもありますし、場合によっては手術を要するため、当院では痛みの原因を安易に見当をつけて施術しないように十分注意しています。
整形外科学テストや筋力テストが重要
股関節の変性や変形などが原因でない場合は、骨格バランスや筋肉の拘縮、筋力低下、腰痛からの二次的な痛みなどを疑います。
股関節痛に限った話ではありませんが、痛みの原因を的確に探るために、関節の可動性の確認や整形外科学テスト、筋力テストなどを正しく行うことが重要だと考えています。
ですから、施術の前の問診や視診、触診、整形外科学テスト、筋力テストなどは、問題がありそうな筋肉や筋群を探ったり、病変の有無などを確認するために注意深く行っています。
歩行時には2~4倍の荷重
何でもないように感じる動きや運動でも、股関節にかかる荷重はとても大きいです。
両足で直立している状態 ― 体重の1/3
片足立ち ― 体重の3倍
歩行中 ― 体重の2~4倍
走行中 ― 体重の4~5倍
仮に体重60kgの場合、歩いているだけで股関節には120kg~240kgの荷重があるわけです。
カイロプラクテッィクは有効
股関節の変性や変形、疾患でない痛みや違和感は改善できる可能性が高いです。
臨床経験も豊富ですし、カイロプラクティック療法がとても有効な症状の一つです。
前述したように、日常の生活で気が付かないうちに負担がかかっていますから、痛みを感じたら我慢せずに早めにケアをすることをお勧めします。
お気軽にご相談ください。
☎042-312-4707
オレガノの花が咲きました