たまには整体と関係ない話をします。
よくいろんな方に助言を求められたりするときにいつもこんな言葉が飛んできます。
「何をしたらいいですか?」「どうすればいいですか?」「何をやったらいいですか?」
そのような言葉には今より何かプラスして「もっと良くしたい、もっと頑張りたい」といった思いが感じられ、素晴らしいです。
ですが、そのような言葉を聞く度に、私自身が大切にしてる考え方とのギャップも感じます。
それは偉人から私自身が学んだ「選ぶより捨てる・足すより引く」という考え方です↓
ジョブズの「NO」
スティーブ・ジョブズにこんな言葉があります。
“Innovation is saying no to a thousand things.”
(イノベーションとは、1000のことにNOと言うことだ)
1997年にAppleへ復帰したとき、彼がやったのは新製品の開発じゃなかった。製品ラインをほぼ全廃して、4つに絞った。それだけ。
翌年、Appleは黒字になりました。
「フォーカスとは、集中することじゃない。本当に重要なこと以外にNOと言うことだ」
この言葉が、ずっと頭に残っています。
食事も同じ構造
『無病法』という本があります。著者の石原結實さんの主張はシンプルで、「健康は何を足すかじゃなく、負担になるものを減らすことで手に入る」というもの。
これは決して身体に良いものを否定してるのではないし、私自身は旬の物や栄養価の高いものを食べるようにしてます。ですが、この本で重要視していることは、何を摂るかより、食べ過ぎない。砂糖を減らす。空腹の時間をつくる。
足すより、引くということ。
時間も同じ
コヴィーの『7つの習慣』に出てくる時間管理の話。緊急じゃないけど重要なことにできるだけフォーカスして、そこにエネルギーや時間を使うことを大事にする
——健康、人間関係、自分の成長——に時間が使えていない人がほとんどだと言う。
なぜか。緊急なことに追われ続けているから。
解決策は予定を増やすことじゃなく、何かを手放すこと。これらを深く理解してから私の日々の時間の使い方は明確変わった気がします。
3つに共通する構造
気づいたのは、全部同じ哲学だということです。
仕事→何をやらないか。
食事→何を食べないか。
時間→何をしないか。
「選択よりも、除外が重要」
足し算には行動している実感がある。でも引き算には「これでいいのか」という不安が伴う。だから難しい。でも、手放し続けた人たちが、結果として豊かになっている気がします。
整体も同じかもしれない
施術しながら思うのは、身体はもともと回復する力を持っているということ。私がやっているのは、その邪魔をしているものを取り除く作業に近い。
余分な緊張を解くと、身体は自分でバランスを取り戻していく。
引き算は、身体にも、仕事にも、時間にも、同じように効く気がしています。










