コラム・ブログ

2018/06/23

昨日、もうすぐ2歳になる娘が転倒して、低いテーブルに鼻や頬を強打しました。
鼻の腫れもひどかったので、すぐに病院へ連れて行きました。

 

怪我の具合はレントゲンやCTなどの画像診断はしなかったため、明確にはわかりませんでした。

というのも、鼻先は軟骨なので骨折していてもレントゲンでは写らないし、まだ小さいのでCTを撮るには全身麻酔をして全く動かない状態にしなければなりません。

 

見た目で鼻が大きく曲がってしまったり、骨の陥没などがない限りは、何も処置をせずに経過観察をして自然に治癒をするのを待ちましょうとのことでした。

 

 

診察してくださった医師の対応

 

診察をしてくださった先生はとても対応が良く、学ぶことや再認識することがたくさんありました。

 

・無駄のない問診と検査

・的確でわかりやすい説明

・落ち着いた振る舞いと自信

・温かいホスピタリティー

 

文字にすると医師として当たり前のことのように感じるけど、上記のようなことを常にできる人はプロフェッショナルだと思うし、自分の目指してきた姿と重なる部分が多かったです。

 

当院で大切にしていることと共通しているし、改めて患者さんへの細やかな気配りや対応は本当に大事だなと再認識しました。

 

 

寄り添う気持ちと患者さん目線

 

その先生は言葉のチョイスや説明、向き合う姿勢が本当に素晴らしかったです。

例えば…

 

・「うまく言葉がしゃべれない小さいお子さんなので、主訴だと思われる箇所以外も全身を丁寧に確認させてください。」とおっしゃって的確な怪我の状態確認をされた。

・怪我の状態を確認する際には、すべてにおいて何故この確認をする必要があるのかだとか、今何をしているのかを明確に伝えてくださった。

・先生と向き合うだけで号泣して暴れる娘の様子に対して「周りの状況をよく理解して意識がはっきりしている証拠なので安心できることです。逆にギャーギャー嫌がらないと心配になるくらいだから大丈夫ですよ」と気遣いと安心感のある一言。

 

頭部の打撲なので受傷から24時間、特に最初の6時間の容態の変化を注意深く観察すること。そして 「心配し過ぎる必要はないけど、過小評価も良くない」と大事なことを目をしっかり見て訴えてきました。

 

 

当院にお越しになる初めての患者さんだって不安

 

 

整体やカイロプラクティックというと…

骨をボキボキされるのかな?

どんなことされるんだろう?

担当者はどんな人だろう?

痛いかなぁ?

など
特に初めての患者さんは少し緊張した様子でお越しになります。

 

娘の診察をしてくださった先生のように、温かいホスピタリティーや言葉、的確な問診や技術で安心して施術を受けていただけるように努力し続けようと思います。

 

 

何をしでかすかわからない2歳児 と わんぱく5歳児

 

 

 

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2018/06/21

気温がそれほど高くなくても、梅雨時期は蒸し暑くて不快な汗をかく日もありますね。
梅雨が終われば本格的な暑さもやってきます。

 

暑さで汗をかくのは嫌ですが、身体の機能としては重要ですし、汗をかかずに健康は保てません。

 

皆さんご存知だと思いますが、汗をかく最大の目的は体温上昇を防ぐことです。

体温が極端に上がり過ぎてしまうと酵素が壊れてしまい、細胞が活動できなくなってしまいます。

特に脳の神経細胞は熱に弱いので、脳の温度が上がり過ぎると、発汗中枢が正常に働かなくなり、体温がどんどん上昇して意識障害などが起きることがあります。

 

これがひどい熱中症のことです。

 

また、運動をして汗をかくことがなかったり、いつもエアコンのある快適な温度の環境にいると、汗腺が退化してしまったり、体温調節中枢の働きが悪くなり、汗をかけないことを悩んでいる方も増えています。

 

 

汗はそれ以外にも役割がある

 

汗は体温調節以外の役割があります。



・古い角質細胞を落とす

・細菌の増殖を防ぐ

・アレルギー物質が皮膚内に入らないようにバリアの役目をする

 

身体の持つ機能って本当にすごいですよね。

 

 

ニオイや汗ジミは嫌

 

汗のニオイや発汗を抑えるのにデオドラントスプレーなどを使う方も多いと思います。
制汗剤はクエン酸などの有機酸とミョウバンや酸化亜鉛などの金属塩などがタンパク質と結合してかたまり、汗腺をふさぐことで汗を抑えています。

 

発汗を無理に抑えるのはあまりおすすめできないですし、制汗剤に含まれている成分によっては副作用もあるので注意しましょう。

 

 

 

 

そもそも汗にはニオイはないですが、細菌によって汗の成分や皮脂などが分解されて汗臭くなります。
清潔にすることと、通気をよくして乾燥させることで細菌の増殖を抑えることが重要です。

 

適度な運動習慣をもって、むしろ発汗量を増やし、発汗が始まる体温も下げるほうが望ましいです。

また、汗腺は塩分の再吸収をする働きがあり、運動して汗をかく習慣をもつと、その能力も向上してくるので、塩分濃度が下がって汗が蒸発しやすくなったり、ベタベタした嫌な汗をかきにくくなります。

 

ですから、汗をかかないようにするのではなく、いい汗をかけるようになる方がいいかもしれません。

 

 

なかなか時間がなかったり、疲れてるのに運動するのは難しいと思います。

無理のない範囲でたまに身体を動かして、汗をかけたらいいですね。

 

 

 

自律神経の乱れなどから多汗症で悩んでいる方もお気軽にご相談ください。

 

当院のカイロプラクティック療法は効果が期待できるかもしれません。

 

 

自宅の庭で育てている盆栽に仕立てたピラカンサスを剪定

伸び過ぎていたので切って水差しにしてみました。

良い感じ◎

 

 

 

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2018/06/18

最近また地震が頻発していますね。

今朝も関西で大きな地震が起きたし、世界的に見てもここのところ地震が多いのは気がかりです。

 

不安を煽らないほうがいいでしょうけど、警戒しないといけませんね。

 

 

 

房総半島沖で今月上旬から起きている群発地震は、プレート境界の岩盤がゆっくり滑り動く「スロースリップ」と呼ばれる現象によるものだと政府の地震調査委員会が発表しました。

 

過去の大地震の前にもスロースリップ現象が起きているデータも多く、地震研究の学者さんや学会では前兆現象の一つとしての認識が深まりつつあるといった記事も読みました。

 

 

今朝の関西の地震でも死亡者が出てしまっているようですが、やはり落下物や倒れてきたものに挟まれて亡くなってしまっています。

自宅や職場などの身の周りで危険性のある箇所の対策を改めて確認した方がいいと思います。

 

私自身も防災グッズや備蓄食料などを今日もう一度確認しておこうと思います。

 

 

 

 

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