顎関節症
顎関節症とは、口の開閉時に顎の可動制限や痛みなどが起きることをいいます。
可動制限や痛みなどの、はっきりとした症状が出なくても、口を大きく開けると真っ直ぐに開かない方や左右にズレたりする方は少なくありません。しかし、生活に支障をきたすほどの症状でないからといって、放っておくことで強い症状に発展することがあります。
よくみられる症状
- ・顎の痛み
- ・「カクッ」「ポキ」などの音がする
- ・開閉がうまくできない
- ・開閉時の顎のズレ
- ・咀嚼時の痛み
- ・噛み合わせが悪い
この症状は日頃の生活習慣が大きく関わっています。
片側で食べ物を噛む癖や、姿勢が悪いことも原因になりますし、精神的ストレスが関係している場合もあります。
また、無意識に食いしばったり、歯ぎしりをすることも、とても負担がかかります。
顎関節症は首や肩周りの筋緊張が強かったり、頚椎の歪みがあることが多いです。
首や肩周りの緊張は顎関節に負担をかけるだけでなく、自律神経にまで影響します。
顎の周辺や首、頭部の筋肉の張力のバランスを整え、身体の全体のバランスを改善することが大切です。
口腔外科や歯科医院に通院しても、良くならない場合でも改善できることが多々あります。
そもそもカイロプラクティック療法のように、全身の骨格バランスから見直さなければならない場合が多いように思います。